血流改善
肩こりが顕著に出始めた。
身体の浮腫みが気になってきた。
手先、足先の冷え感が気になる。
風邪っぽい症状が出やすくなった。
身体の節々にふとした時に痛みが出る。
冷えを感じるとともに、手足の指の動かしづらさを感じる。
ちゃんとした睡眠時間を設けたのに日中に眠気を感じる。
舌や歯槽の色が黒みを帯びている。
目の下のクマが取れない。
傷の修復期間が前と比較して遅くなった気がする。
みぞおち付近(左腕、胸骨の裏あたり)に痛みや違和感を感じることがあったり、脈が飛んだりなどの不整脈(心不全症状)が出る。
血流改善に対する当院の考え
血流が悪くて栄養障害が起きると血漿膠質浸透圧が低下し、うっ血による毛細管圧の上昇(静水圧の上昇)など、浮腫の原因となります。
また、酸素が組織に適切に供給されないと、ブラジキニンやヒスタミンなどの発痛物質が分泌され、身体が痛みや炎症に敏感になる可能性があります。
これは他の症状の原因となることも考えられます。
現在、血流に関する問題を抱えている方にとって、栄養が適切に供給される組織にも潜在的な問題があるかもしれません。
そのため、姿勢を改善し肩甲骨の緊張を緩め、骨盤の調整などの筋肉の施術を行いながら症状を軽減できる可能性があると考えています。
血流改善を放っておくとどうなるのか
人間の免疫力は体温と密接な関係があり、良い血流が免疫機能を向上させることが知られています。
一般的な免疫細胞であるマクロファージや抗体を生成するB細胞などは、高い温度環境で活性化される性質があります。
正常な免疫機能を保つためには体温が約36.5℃で維持される必要があり、1℃下がるだけで免疫力が30%低下すると言われています。したがって、体温が低下すると感染症などにかかりやすくなる可能性があります。
風邪以外の病気、例えば悪性腫瘍には、通常、免疫細胞によって腫瘍細胞が排除される仕組みが存在します。しかし、血流が悪化して体温が下がると、免疫機能が低下し腫瘍の発生リスクが増加する可能性があります。
さらに、腫瘍細胞の最も増殖しやすい状態は通常の体温である35℃であるとされ、冷えることがますます危険性を高めることが知られています。
日常生活においては、冷え性やだるさ、浮腫などが起こることがあります。
浮腫は血流の問題に起因し、栄養不足や静水圧の上昇によるものです。
また、皮膚の表面温度も血流と密接に関連しており、冷えやすくなる原因となります。
ダルさについても、血流が悪化すると筋肉や神経などの組織に必要な栄養や酸素が不足し機能不全に繋がる可能性があり、結果として疲労感や体の重さ、動きづらさが表れることがあります。
血流改善の方法
IFMICのミネラル・ナノケアクリームは、血流改善に利用されている手法の一つです。
この施術に加えて、筋膜ストレッチ、猫背矯正、肩甲骨はがし、骨盤はがし、全身骨格矯正などを組み合わせることで、血流の向上だけでなく、硬結や関節のズレによる動静脈の圧迫などの原因も軽減できます。
これにより身体の不調を軽減し、悩みの少ない健康な体を作ることが可能です。
自己ケアをする際、筋力トレーニングは理想的な方法ですが、時間が制約されたり、高齢者の方には難しい場合もあります。
そのような場合、就寝時のポジショニング(脚を心臓より高くするための枕やタオルの使用など)、長めのお風呂、冷房を利用する季節には体を冷やしすぎないようにすることなどが重要です。
血流改善に効果的な当院の施術メニューは?
血流不足は心不全などの心臓の機能が正常でなくとも発生する可能性があります。
また、筋肉の硬結や関節の不正確な位置からも起こることがあります。
症状への施術は重要ですが、同時に血流の問題を解決することも大切です。
筋膜ストレッチ、肩甲骨はがし、骨盤はがし、猫背矯正、全身骨格矯正などの施術を行うことで、身体の不調を軽減し、健康な体を維持できる可能性があります。
また、IFMICのミネラル・ナノケアクリームを使用した手技により血流を促進し、ナノレベルでの物質の交換(代謝)を促進させることができます。
身体の健康を維持し、不調を軽減するのに効果が期待できます。
その施術を受けるとどう楽になるのか
時には血流の悪さが痛みとして表れることがあります。
この痛みの原因は、ヒスタミン、ブラジキニン、セロトニンなどの発痛物質が分泌されることによるものです。これらの発痛物質は、外部刺激以外にも血液中の酸素濃度が低い状態でも分泌されます。
酸素や栄養素は血液を通じて組織に供給されるため、血流が不十分な場合これらの供給が適切に行われない可能性があります。
そのため、血流の問題があるときには痛みが表れやすくなります。
したがって、施術によって痛みや不調が出にくい体を作るだけでなく、患者様の生活の質(QOL)向上にも寄与すると考えています。
血流改善するために必要な施術頻度は?
血流自体だけでなく周りの筋肉や骨にも影響を受けることを考慮すると、K’sグループは筋肉の細胞が変わる周期約3か月、週に2回前後通院することが必要であると考えています。
毎日通院できれば理想ですが、肩甲骨はがし、骨盤はがし、猫背矯正、筋膜ストレッチなどの施術を併せて行うことを考えると、やはり週に2回前後通院する必要があるでしょう。