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こんなお悩みはありませんか?

外反母趾イメージ

足の親指の爪が巻き爪で痛いことが多い。
母趾の外反が気になりサンダルやヒールの靴が履けない。
足の親指の付け根が歩く時に靴に当たり擦れて痛い。また、足の親指の付け根がジンジンと痛む。
母趾の外反が強くてサイズが合う靴を探すのが大変。
頭痛や肩凝り、膝の痛みがある。

外反母趾で知っておくべきこと

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外反母趾は女性だけでなく、子どもや筋力が低下した高齢者などにも起こりやすい症状です。

外反母趾とは、足の付け根が突出し、その先が小指側に曲がってしまう状態を指します。日本人が靴を履くようになってから外反母趾は足の代表的な疾患となり、痛みに耐えながら生活を送っている方も多く、非常に身近な問題です。

また、関節リウマチや糖尿病などの疾患が原因で、拇指の変形が起こることもあります。そのため、足に痛みを感じたら、まずは病院を受診することが大切です。

外反の変形が進行すると、場合によっては外科的手術が必要になることもありますが、早期であればテーピングや外反母趾サポーターなどの施術により症状の軽減が期待できます。

症状の現れ方は?

足の親指が人差し指側に曲がり、親指の付け根が内側に突き出ることで、痛みや腫れ、歩行困難、痺れなどの症状が一般的に現れます。

初期段階では軽度の痛みや腫れが見られますが、悪化すると親指が人差し指や中指の下に入り込み、関節が亜脱臼(関節が外れそうな状態)することで、さらに強い痛みが生じ、歩行が困難になる場合もあります。

また、外反母趾になると親指に力が入りにくくなり、地面をうまく踏み込めなくなるため、代償動作として腰や膝の痛み、頭痛や肩こりなどの二次症状が現れることもあります。

その他の原因は?

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ヒールの高い靴や先の狭い靴などを長年にわたり使用することで、足の親指の付け根に負荷がかかり、小指側(外側)に痛みが生じることがあります。

また、遺伝的に外反母趾になりやすい方もいます。生まれつき足底のアーチが弱い場合や、足の親指に負荷がかかりやすい方、足底に負荷がかかる競技を行っていると偏平足になりやすくなることもあります。

さらに、エジプト型と呼ばれる親指が中指よりも長いタイプの足や、親指の付け根が丸くなっている足の形の方も、外反母趾になりやすい傾向があります。関節リウマチや糖尿病などの病気が原因となることもありますし、加齢による筋力の低下も影響することがあります。

外反母趾を放置するとどうなる?

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外反母趾は初期の段階で施術を行えば、保存療法のみで日常生活を送ることが可能ですが、放置すると変形が進行し、手術が必要になる場合があります。また、外反母趾だと思っていたら、関節リウマチなど他の病気が原因であったケースもあるため、拇趾の変形や痛みを感じたら、早めに整形外科や接骨院を受診することが大切です。

早めの施術は、症状の悪化を防ぎ、症状の軽減が期待されます。外反母趾を放置すると、変形がさらに悪化し、歩行困難や外科的手術が必要となる場合もありますので、早期の施術が重要です。

当院の施術方法について

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・足の血流を改善することで足底のアーチを作るために、『足の極み』や『血流改善』でのアプローチを行います。

・筋力低下の予防として、『筋膜ストレッチ』や『楽トレ』を取り入れています。

・骨格のバランスを整えるために、『全身矯正』や『骨盤はがし』を実施します。

・テーピングテープやサポーターを使用し、母趾を内側に固定する施術を行います。

・ヒールの高い靴や幅が狭い、自分の足に合っていない靴ではなく、自分に合った靴を履くよう指導します。

・足裏の筋肉を鍛えるために、タオルギャザーなどの自宅でできる簡単なトレーニングを指導します。

改善していく上でのポイント

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・足のサイズに合った靴を選ぶ際には、

①指の付け根から爪先までのスペースが広く取れていること
②土踏まずからかかとにかけてしっかりフィットしていること
③足の甲にもフィットしていること
④靴底が薄すぎないこと

これらのポイントを考慮して選びます。

・つま先に負荷がかかりやすいヒールの高い靴やサンダルなどを長時間履かないようにします。

・足裏には、かかとから親指の付け根までを結ぶ縦の内側アーチ、かかとから小指の付け根までを結ぶ縦の外側アーチ、そして親指の付け根から小指の付け根までを結ぶ横ラインの前側アーチ、この3つのアーチがあります。これらのアーチを意識し、かかと、親指の付け根、小指の付け根でしっかりと地面を踏み込めるように足底を鍛えます。