背中の痛み｜淵野辺駅北口接骨院

背中の痛みの多くは、運動不足や加齢、日常生活における姿勢の歪みなどにより、姿勢を支える筋肉が弱くなっていることが原因です。しかし、激しい背中の痛みには、狭窄症や大動脈解離などの心臓・血管系の疾患や内臓系の疾患が原因である場合もあり、命にかかわる可能性があります。

また、高齢者では椎体圧迫骨折なども考えられるため、痛みを放置せずにかかりつけ医や整形外科の受診をお勧めします。

・猫背の影響で姿勢が悪く、背中から腰にかけて痛みがあったり、痺れるような感覚がある。
　　　
・痛さで仰向けに寝転ぶことができない。

・背骨を握りこぶしで軽く叩くと激しく痛む。

・後ろを振り向くときに痛みがあり振り向けない。

・朝起きたとき急に痛みが出る。

・枕の高さが合っていないので、朝起きると背中や腰に痛みがある。

・肩が巻型で、首が前傾している。

同じ姿勢でずっといる、姿勢が悪い、冷房などで冷える、運動不足、ストレス、首や背中が緊張するような姿勢での作業が多いことが痛みに影響を与えています。つまり、長時間座りっぱなしのパソコンやデスクワーク、スマホの見過ぎなどの日常生活における不良姿勢が原因で、耳の穴、肩、骨盤、膝、くるぶしまでのライン、いわゆるゴールデンラインが崩れているために痛みが起こると考えられます。

また、背中の痛みの原因が肩こりである場合、首の後ろから肩や背中にかけてある僧帽筋という筋肉が緊張状態になると、頭の後ろにある後頭筋や側頭筋という筋肉にも緊張が伝わり、肩こりや背中の痛みに加えて頭痛を引き起こすことがあります。

背中の痛みを施術せずに放置していると、さまざまなリスクが出てしまう可能性があります。

背中の痛みが姿勢の歪みからくる痛みだった場合、痛みを放置することで筋肉に力が入り硬くなり、血流が悪くなってしまうため、さらに痛みが強くなってしまうことがあります。また、猫背のまま固まってしまうと呼吸が浅くなり、酸素供給が減ってしまうことで脳への血流も減少し、集中力低下や代謝が落ちて太りやすくなってしまうこともあります。

激痛の場合は内科疾患や外傷による痛みの可能性もあるため、放置せずにかかりつけ医や整形外科の受診をお勧めいたします。

当院では背中の痛みを軽減するために、痛みの原因がどこにあるのかの検査を行うことに重きを置いています。

姿勢が悪いことで筋肉に過度のストレスがかかることによる背中の痛みなのか、筋膜がねじれて縮むことで起こる痛みなのか、姿勢を維持するための筋力が不足していることで良い姿勢を維持できず、不良姿勢になってしまっているのかなどを確認し、その状態に合わせた最適な施術を用意しています。

骨格の歪みが原因の場合は、全身の骨格を整える「骨格矯正」が効果が期待できます。筋膜が原因の場合は、筋膜を整える「猫背矯正」や「筋膜ストレッチ」などが効果を期待できる施術です。姿勢維持のための筋力が不足している場合、当院では寝ながらインナーマッスルを鍛える「EMS電気治療器」もご用意しております。

背中の痛みを軽減するポイントとしては、骨格を正常な位置に保つことで筋肉に日頃からかかる負担をいかに軽減できるかが重要です。

首が前方に変異してしまうと、頭の重さを骨格で支えることができず、筋肉で支えることになるので首や背中に大きな負担がかかります。肩が前に出ると、その分だけ腕の重さが肩や背中にかかり、筋肉や筋膜に負担がかかって背中の痛みを引き起こす原因になります。

そのため、骨格が身体本来の正常な位置に近い状態を保てるように、歪みの原因に対して施術することが痛み軽減のポイントになります。