帯状疱疹後
身体の節々にアザがある。特に胸の周りや背中のまわりを囲むようなアザや湿疹ができている。
湿疹やアザがありその部位が激しく痛む。洋服にこすれるだけで痛い場合や、何もしていないくても痛む。
微熱から高熱に至るまで、熱がある。
水泡ができている。
胸まわりの神経の感覚がおかしい。呼吸をする度に息苦しさがあり、いつもと違う感覚になっている。
帯状疱疹後に対する当院の考え
帯状疱疹の後には湿疹、発疹、発熱、発赤、黒く出てくるアザなどの症状がしばしば残り、予防接種を受けていても発症するケースもあります。痛みが出た後に速やかに病院を受診することは重要ですが、その後のケアも大切です。
病院での治療に限界がある場合、接骨院での施術を保存療法のひとつとして選択される方が多いです。帯状疱疹の後遺症に対するケアとして、接骨院は大いにサポートが可能です。
帯状疱疹後を放っておくとどうなるのか
帯状疱疹は、突然発症することから奇病とされていたこともあります。その進行は非常に速いため、焦りを感じることもあるでしょう。
まずは、すぐに医療機関で受診し、後遺症を軽減するためにも早期の診断と施術が重要です。急性の症状が収まった後もスピーディなケアが求められます。
放置すると、黒いアザが一生残る可能性や、持続的な痛みが残る可能性があります。
病院での施術と痛みの早期軽減は後遺症の予防に繋がります。
小さな症状でもまずは受診し、かかりつけの医師に定期的に管理してもらうことをお勧めします。
帯状疱疹後の軽減方法
帯状疱疹後の施術法は様々あります。
特に神経痛の症状が残る場合、神経痛を軽減するための投薬や、炎症を抑えるための薬、皮膚への塗り薬などが主要なアプローチとなります。
帯状疱疹は急速に進行するため、軽減どころか症状が悪化してしまうこともありますが、西洋医学や東洋医学を含め、炎症を抑えることが治療の中心となります。ただし、時間をかけすぎずに症状を抑えることが大切です。
熱を持つため、アイシングや、シップを張り付けることをする方がいますが、軽減が遅くなる可能性もあるため注意が必要です。
帯状疱疹後の軽減に効果的な当院の施術メニューは?
当院では、帯状疱疹後の軽減に効果を期待できる施術メニューを3つ提供しています。
「鍼施術」
鍼施術は、発疹が神経の通りに沿って現れるため、疼痛を和らげると同時に鎮痛効果をもたらす施術です。
「灸施術」
特にアザが残るリスクが高く、神経痛が強い場合に有効です。お灸には血液循環を促進する作用や、炎症を抑制する効果が期待されます。
「ドライヘッド矯正」
頭蓋骨の調整を通じて全身の自律神経を調整します。リラックスを促進することで副交感神経を優位にし、免疫機能を正常化することが期待されます。
その施術を受けるとどう楽になるのか
神経性の疼痛が発生する場合、交感神経が優位に作用して神経が過敏な状態にあることが多いです。
この状態を鍼灸施術によって副交感神経を優位に促し、免疫機能を正常に戻すことで過敏な状態を軽減でき、局所の発疹も和らげることが可能です。
さらに、発疹を抑える指令が増えるため、アザの形成リスクも低減し、後遺症の可能性も減少します。
軽減するために必要な施術頻度は?
必要に応じて、毎日の管理が重要な場合があります。炎症が強い場合や痛みがひどい場合には、毎日の管理または1日おきの管理が特に重要です。
施術によって患部の炎症が治まる時間ができるようになれば、それを体が習慣化することで健康な状態に戻る方向に向かいます。
1週間に1度の施術で効果が期待できるようになるまで、通常は3か月ほど毎日の管理をお勧めしています。